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大阪大学 語劇祭2011
大阪大学外国語学部が開催する語劇祭の情報ブログです。 入場無料ですので、外国語に興味がある人はもちろん、お祭り好きな人も是非お越しください! ☆★☆2011年語劇祭はご来場ありがとうございました! 2012年の語劇祭、ただいま準備中です☆★☆
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今年のヒンディー語劇団の演目「アンデール・ナガリー 〜混沌の街〜」は、19世紀後半の作品です。
台本を決めたのは6月頃、セリフのCDで練習し始めたのは7月頃ですが、台詞が現代ヒンディーとは少し違っていて、辞書には載っていない単語もあったりと台詞練習は難しかったようです。
本格的に練習し始めたのが9月から、キャストが全員集まっての練習は10月から、とわりと遅い印象を受けました。
今年のヒンディー語劇団は、踊り子を含めて役者は17人、スタッフを含めて総勢20人ほど、1,2,4年生が同数ほどで構成されているそうです。
違う学年の生徒どうしのわりにはフランクにお互い接しているようで、適度な緊張感の中で練習は進んだようです。
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(上)客席側から舞台入りするキャストの方々。

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ヒンディー語劇は伝統的に歌や踊りが入りますが、この歌というのは一般的に想像されるミュージカルのようなものではなくて、詩を吟じることに近いそうです。
この詩というのが日本人にはとても難しい節で詠われるそうで、しかも先生の詠い方もいつも違うように聴こえるとか……。大変ですね……。

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今年のヒンディー語劇の見所は衣装と古典舞踊!
衣装はインドで見られるありとあらゆる衣装を集めたそうです!
本場インドで買い付けたとのことで、少しはお安く手に入ったのかな? と思いきや日本円にして3〜4万円はかかっているようです。やはり花嫁衣装はどこの国でもそれなりに値が張るんですね……。

劇中の市場の売り物など、小道具も全て作ったそうで、気合いの入った舞台が見られそうです!

ヒンディー語劇「アンデール・ナガリー 〜混沌の街〜」は
11/1 (日) 14:10から!


さらに、学外公演も!
11/28 (土) 三ノ宮インドクラブで
「アンデール・ナガリー」が再度上演されます!
開場:18時 開演:18時半
お客さんは毎年、インド人と日本人が半々くらいだそうです!
こちらもどうぞ宜しくお願いします☆
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今年のアラビア語劇団は「死に方を知った男」という日本人の耳には一風変わった感じの演目をやります。
原作を書いたのはアラブ人ということで、日本人とは環境も考え方も何もかも違うところから生まれた劇です。

アラビア語劇団さんはご多忙のため取材には行けなかったのですが、その代わりにアラビア語劇団長さんがこちらの質問に答えてくださいました☆
ありがとうございます!!!


1.アラビア語劇団の生い立ち
毎年、アラビア語科の語劇団は2回生が中心です。今年もそうですね。
外大で習っているアラビア語は口語ではないので、口語に触れる機会の少ない1・2回生が主流になって口語を学ぶ、というのがうちの語科の伝統みたいです。

アラビア語の文語と口語が全然違うというのは聞いたことがありましたが、外大では口語はあまり習わないというのは初めて聞きました。普段使わない口語での劇は大変そうですね……。


2.今現在(26日時点)での主観的な完成度
完成度・・・60パーセントですかね。クオリティーが高いわけではないので、役者の力量に全てがかかってる状態です。

だいたいどこの語劇団もこのくらいですね。ラストスパートがんばってください!


3.今回の劇の見どころ ミ☆ 一言PRコーナー ☆彡
見どころは、主人公が最終的にどうやって死ぬか、ということですね。
派手な劇ではないのですが、主人公のセリフの中に今の中東地域を物語るセリフが少しだけあります。
感動を与えるタイプの劇ではなく、人に劇を通して考えさせるストーリーです。

とりあえず、アラビア語を聞く機会はめったにないので、興味本位で来てください!

え、主人公は本当に死ぬんですか!?(ここから驚き)
いったいどんな劇なのか……ますます気になってきました。というわけで、

アラビア語劇団「死に方を知った男」は
11/2 (月) 16:55から!
どうぞお楽しみに!
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月曜日にドイツ語劇団の練習風景を見に行きました☆
去年は短いコメディを複数上演して場内を沸かせてくれたドイツ語劇団ですが、今年の演目は「Linie 1」! ベルリンの壁がまだ在った頃のお話です。
恋人を探すために見知らぬ大都会の地下鉄1番線ホームに来た少女、彼女が見たものは——

というわけで、舞台は電車の中で進行したりもします。

練習にお邪魔したときのシーンです。右にある仕切りは何でしょうか?
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だんだん舞台上の人が増えてきました。
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今年のドイツ語劇団は2〜4年生全部で25名ほど、その内、役者が14人ほどです。 4年生はほぼ裏方にまわり、役者は2,3年生がメインでやっているそうです。
今回の台本は元は3時間もある舞台であり、それを語劇祭で上演できるように編集したのが6,7月頃、練習は9月後半から始めたそうですが、本格的に練習したと言えるのは10月半ばからだとか。
主役の方がミュージカルを希望されたのが発端だそうです。今年のドイツ語劇は歌も見所(聴き所?)の一つですね!

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練習は全体的に落ち着いた感じで進んでいきました。

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今年は舞台で表す場所が電車の中ということですが、舞台には仕切りは無いので役者の方々は自分たちの動きだけで、そこが電車の中なんだと表現しなければいけません。
難しそうですが、情感のこもった台詞と、他の団員さんが常に立ち位置をチェックしていることで、しっかり電車の中らしくなっていました。

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演技を見ながら相談中の団員さんたち。一人は常に台詞チェックしています。

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シーンが終わっての打ち合わせ。
語劇団の多くは複数の学年が混在しており、お互いに意見を出し合うということが難しく、一方が遠慮してしまうことが多々ありますが、ドイツ語劇団は全くそんなことはなく、お互いに意見を出し合って納得しながら進めていってました。
「台詞にこだわらずに情感を込めて言う」というアドバイスは今回いくつかの語劇団の練習を眺めてみて、ドイツ語劇団だけでなく他の場所でも聞いたような気がします。

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こちらは今回すごく良い仕事をしてくれる照明さん。
練習を見に行く前は「電車の中で照明って何するの?」と思っていたのですが、電車の中で起こったアクシデントのシーンは全体の照明と円の照明を組み合わせて、凄い表現力でした!

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皆で立ち位置の打ち合わせ。

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スター☆オンステージ なシーンも有り!
団長さんによると月曜日の時点での完成度は全体では「60〜70%程度」、シーンによっては完璧とのことでした。
私が見た感じでは80〜90%くらいかと思ったのですが、やはり自己評価だと厳しいんですね……。しかし自分に厳しいのは良いことです。ドイツ語劇団なら1週間で100%まで持っていってくれるでしょう! と、勝手に期待しています。

昨年度は他の語劇団に先立ち豊中キャンパスでの公演をして、語劇団全体の道を増やしてくれたドイツ語劇団ですが、今年の演目は今のところ他での上演は考えていないとのこと。
これは絶対に語劇祭で見に行かないと!

ドイツ語劇団「Linie 1」は11/2(月) 18:00から!
お楽しみに!

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11/1(日)15:20〜16:55
中国語劇団上演
「胡風漢月」

土曜日に中国語劇団の取材に行きました☆
(記事が長くなったので先に上演時間の宣伝をさせていただきました。)
今回取材させていただいた中国語劇団さんは、歴史も半世紀近くとロシア語劇団と同じくらい長い歴史を持つ劇団さんです。
毎年、役者は少数精鋭でその他の音響や照明,小道具などスタッフの割合が他の語劇団とは比べ物にならないくらい多く、今年もメインの役者さんは6〜8人ほどなのに、劇団員総数は35名にも上ります。
メインの役者さんが3年生主体で、1,2年生は裏方をやって次の年に備えるといった形のようです。

土曜日の朝、以前あった語劇団員の懇親会で知り合った中国語劇団の人に練習の日時を聞いてはいたのですが、
「……第5会議室ってどこ……?」という状態で私はぐるぐる生協の2階を歩いていました。
すると、どこからともなく美しい歌声が……!
よくよく聴いてみると中国語っぽい! 多分ここだ! というノリでお邪魔してきました中国語劇団。
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民族衣装を着てらっしゃるのが団長さん兼、主役のお姫様です。今年の中国語劇団には監督のみという人がいないので、その時その時で出番の無い人が監督の役割をしています。
先生は語劇にはあまり関わっておらず、パンフレットの解説のみ請け負ってくれたそうです。

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今回の劇の主役のお二人です。
しかし、このシーンを見ている間中、後ろの人が気になって仕方ありませんでした
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社長!!

途中、主役の2人が良い感じになるところがあるのですが
「そこで、もっとくっついたら良いんじゃない? 背中に寄り添う感じで」
というアドバイスのもと、くっついてみた団長さん。

なぜか背中合わせで。

「銃撃戦じゃないんだから!!」というツッコミが飛び交いました。
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(※銃撃戦の手)

そして、他の人がやってみせた後に寄り添う2人。
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……。
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この写真じゃ後ろでカンペ読んでる人に見えますよね……。写真の腕が悪いので……。


〜今回は写真がすごく沢山あるので畳んであります。〜
〜中国語劇団の愉快な練習風景を御覧になる方は「つづきはこちら」をクリック☆〜

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スワヒリ語劇団の今年の演目は「THE LION KING」!
ディズニーにもありますし、皆さん何となくどんな話か分ると思います。
今回はそのスワヒリ語劇団に取材に行ってきました☆

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スワヒリ語劇団は役者が15人で、そのほか音響や衣装などのスタッフ含めて20人ほどの劇団です。
今回は衣装は無しでの練習でしたが、舞台全体を動画で撮影する係の人が常時スタンバイしており、しっかりとした稽古になっていました。
全体的に和気あいあいとした空気の中で練習は進められてたように思います。

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手前で光ってるパソコンが音響さんのですね。スピーカーや照明はまだのようでした。

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去年はTalibeが劇中で演奏したりと、ミュージカル色の強いスワヒリ語劇団。
今年も楽しい劇を見せてくれそうです!!

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最後の挨拶まで練習〜。
団長さんは完成度70%と仰ってましたが、10月から練習し始めて一ヶ月足らずで形になろうとしてるのは凄いことだと思います。

今後の課題は、それぞれの学年が語劇団として学んだことをノウハウとして下の学年へ伝えていくことだそうです。これは新しくできた語劇団にも言えますよね〜。
本番まであと1週間! ラストスパートの伸び率に期待!


スワヒリ語劇「THE LION KING」は11/2(月) 15:50〜16:40 の上演です!
どうぞお楽しみに!

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